7月14日夜 箱庭円舞曲「恋人ができないが、もういい」
このタイトルにそそられて。箱庭円舞曲のタイトルっていつもなぁんか気になる。
小さな広告会社。女社長とあんまりイケてない社員数名でこぢんまりがんばっているけど振るわない。元社員で今は大手にいる社長の元カレが、さらに社員を引き抜いたり、逆に仕事を持ってきたりするが、社長としては複雑で。
タイトルどおり恋愛系で行くかと思ったら…。あれあれ違うのね。じゃあ何メイン?ってくらい途中が薄い。人は熱いんだけど。
思いっきりネタバレさせていただきます。結婚相談系のコピーを考えて、この作品のタイトルが出てくる。これに続くのが「私には妻がいる」。そこでひどくげんなり。なぁんだ、そっちだったんだ。。。安定かよ、幸せかよ。この投げやりで諦めてるけど前向きな姿勢がおもしろそうだったのに。
勝手な期待ですが。独身で、強がって、のコピーだと思ったから。そうやって強く生きる人たちが観たかったから。
物語の本筋に関わる部分じゃなく、「が」と「は」のこだわりを示すためだけに、あのキャッチーなタイトルが消費されちゃったのがもったいないし不満。
結局、言葉にこだわって仕事をする人たちのプロジェクトX的熱血仕事話。のわりにそのこだわりとか、姿勢とかに共感できる部分がなく、単に声高に騒いでいるように見えてしまいました。
あと、言葉にこだわるって言いながら、どう考えても使い方間違っているような言葉がいくつか耳についたこと。言葉遣い一つが気になる時ってあるんですよね。
私の好きな山内翔さんが出ていなかったのが少々残念。
キャラとして社長の弟とその妻役の棚橋健太さん、林弥生さんはおもしろかったけど、ストーリーは掴みづらくしてる印象。それももったいない。
なによりしょっぱなに私が引いたのは、衣裳のセンスのなさ。色使いといいデザインといい。華やかな広告業界を思い込みでおしゃれ風にしたら浮いちゃいましたって感じ。美術はそこそこおしゃれだったのに。
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コメント
出てなかった山内です。
熱いコメントありがとうございます!!
僕も見ました。
説教臭いですよね。いつまでたっても。。。
すみません。貴重なお時間を割いて頂いたのに。でも今回はちょっと前に出たかな、と思ったんですが・・・まだまだでしたね・・・。
いや~でもまた芝居やりたいっすわ。
投稿: 山内 | 2008年7月16日 (水) 20時30分
うっわー、ご本人にコメントいただいたとはびっくりです。うれしくて。
結構好き放題書いてしまってすみません。山内さんも同じ回で観てらしたんですね。気づかなかったのが悔やまれます。山内さんのひょうひょうとした雰囲気が好きで、今回も出ているとばかり思って行ったのでさびしかったです。今後も楽しみにしてます。
投稿: めっこ | 2008年7月19日 (土) 00時27分