7月19日夜 青年団国際演劇交流プロジェクト2008「ハナノミチ」②
アフタートーク狙いで今日も。今日は何も感じないかも、という危惧もあり、逆に楽しみになる。
うんうん、十分感じた!なんかよくわからない衝動。
要はヤン・アレグレさんの脳内世界を俳優さんの体を通して覗くという行為。こんなことも演劇なんですね。びっくり。そしてそれにしっかり共鳴する自分にびっくり。
そうか、彼の自意識の中に飛ばされてるから、こんなに意味もわからないまま笑えたり泣けたりするのかぁ。
っていう状況まで導いてくれる俳優さん、すごい。体の扱い、声。特に作品中歌うと言われているあのうなり声は、いつどこから始まったのかわからないほど自然で、それでいながら意識させるべき場面ではしっかり聞こえてくる。しかも自然なコミュニケーションで音程を変えたりハモったり不協和音になったり。無機的な音に聞こえる瞬間も。不思議。とっても心地よい。
アフタートークによれば、俳優に許されていることは五つ。無になる、字を書く、歌う、登場する、木霊する。それらと同時に肌を見せることは可。だそうです。それだけかぁ。それであんなにも深くて広い世界ができるんだぁ。はぁぁ。
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