7月31日夜 クロムモリブデン「血が出て幸せ」
わくわくしすぎて窒息しそう。半年待って、ようやく会える。あのぶっ壊れていながらほんわか優しくそして激しい世界。
ファミレスで起こる悲惨な事件。ドリンクバーに毒が混入され、大量無差別に死人が出た。犯人は、そしてその動機は?
なあんてかいつまんじゃうとひどく嘘くさくなるな。嘘くさくさらっと、でも核心を突くからクロムが大好きなのです。
頭の中の現実ってのは本人にとってはリアルな世界。区別できないヤツはキチガイの烙印を押されるけど、それは紙一重のところで幸せにつながってる。哀しくもなり、元気にもなる。
小さい幸せのために嘘をつき、本音は奥底にしまいこむ。そんなマジを見つけちゃったら興奮するしからかいたくなるけど、マジっていうのはマジなんだから。滑稽だから大切にしてあげなくちゃいけない感情をむき出しにして示してくれる。
この世界を体現する俳優さんたち。ちょこちょこ客演姿を観てるから、ここに集まるとオールスターに見えちゃう。今回は意外におとなしい森下亮さん、やっぱりベタな板倉チヒロさん、ずいぶん男前なクボカンさん、女王・ワレタさん、不思議ちゃんの金沢涼恵さん、鳥居みゆき風木村美月さん、みんなが素敵だから羅列になっちゃう。その平板さが悔しくなる。誰も誰もかっこよく激しいんです。
今回のツボは普通にかわいくふてぶてしくでもやっぱりかわいい渡邉とかげちゃんと、かなり胡散臭いのにポイントポイントでかっこよくオトす板橋薔薇之介さん。クギヅケ。
パンフレット、買うべし買うべし!あんなにおかしいのにステキな写真は必見。特にワレタさんと薔薇さん。青木秀樹さんの作品への思いに納得、共鳴。
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