8月21日昼 ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」
前回の「火星の倉庫」を見逃したので、今回は。意外にチケットが取れなくてびっくりしました。前売り劇団扱いがないと不便ですね。ぴあとかあんまり使いたくないから。手数料高いんだもん。
ゴーレムという土人形を題材にして。
プロ野球選手のドキュメンタリー撮影中に、選手が子供のころ影響を受けたというゴーレムと対面するテレビクルー。最初は選手をキチガイ扱いするんだけど、町全体がゴーレムを受け入れていることを知り、徐々に存在を信じるようになる。ゴーレムに育てられた少女がいたり、ゴーレムを調べる学者がいたりするが。
うーん、おもしろいところはあるんだけど、なんだかな。架空の生物を信じる信じない、いるかいないかの議論でまるまる終わる。同じ状況で話し合いが繰り返されると、かなり飽きる。そしてヨーロッパ企画のお話って毒や嫌味が全くなく、みんながいい人。そのあたりがだんだんむずむずしてきちゃって。
もう、ゴーレムがいるならいるでいいからなんか活躍してよ!って感じ。いるいないを論じるならもっと疑わしい状況を作ってどっちなんだろ?って思わせて欲しいし。人がUFOやら霊やらの存在を論じている時みたいに、もうどっちでもいいよ、って思っちゃう。さらにペガサスまで登場しちゃって、そのほんわか加減が私には緩すぎ。
嫌いなわけじゃないし、つまらないわけでもないんだけど、なんか受け入れがたい退屈さ。チケットが取れないほどの人気もどこにあるのかがわからない。プロモーションは上手だとは思うんですが。俳優さんたちも外で観るほうがステキな気がするし。。。ほのぼのしたい時には、ってことにします。
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