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8月24日夜 スパンドレル/レンジ「地獄のKiosk」

失礼ながら佐吉祭コンプリートの目的がなければ足を運ばなかったかもしれない、この作品。うれしい出会いになれば。

傾斜舞台に怪しげな井戸や水道。客入れにアコーディオンとコントラバスの生演奏が素敵。低い弦楽器ってなんか地獄っぽい。

光も、空も海もないネズミと鬼ばかりの世界でキオスクを営むオヤジ。穴掘りの男たちをいいように扱い、こんな世界から脱出しようと企む。地上に出ていい暮らしをするにはエンペラ様に気に入られなければ、と画策するが。

なんだかよくわからないお話でした。地獄なだけにずっと暗いし、ストーリーもつながってるのかなんだか理解できず、脈絡なく見えてしまいました。

いろいろキーワードとエピソードは並べられたのに、うまく消化してはめこむことができなかったな。

音楽や水や火の使い方がとてもよかった。暗さが絶妙で、顔はかろうじてみえるけどちゃんとランプが映える程度っていうのがうますぎです。

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