8月6日夜 拙者ムニエル「悪い冗談のよし子」
出演予定者の急な降板で結構大変だったらしい今公演。あれは失礼な話だ。まぁ終わってしまえばいいネタだけど。
花嫁姿のよし子はコンビニで万引きして捕まった。同じく万引きをしたワルオと知り合い、自分を捨てた花婿間宮への復讐、殺害を決意する。殺人専門学校に通うが、学費が払いきれずにやけになってると、ツチノコを発見して有名人になってしまう。環境保護活動を始めて、間宮への復讐をあきらめかけるが今度は間宮がワルオと一緒に追い掛けてきて。
これでもかこれでもかっていうおバカなストーリー。脈絡ないのにするする繋がって、すんなり受け入れられちゃうから不思議。考える間もないテンポの良さと一瞬たりとも流さないていねいさがいい。似せるつもりのないモノマネも、それを押し切るのが潔くかっこよく思えちゃう。
一回ぽっきりしか出番のない小道具や看板や衣裳にめいっぱい力を入れてる。加藤啓さん演じるワルオの大きな手とか、女の子を飲み込むツチノコとか、ウェディングドレスとか、お姉さんが隠れてる看板とか。そういうバカバカしさについ笑っちゃった。
途中に挟み込まれるダンスが妙にかわいくかっこいいなって思ってたら、振り付けが井手茂太さんでした。ふうん。入り方は唐突で、不自然ですらあるけど雰囲気としてはしっくりくる。うきうきする。
あー楽しかった。伊藤修子さんの声がツボ。
そういえば山田まりやさんと小手伸也さんって、私がお芝居にはまるきっかけになった作品でも共演してたな。なつかしいな。
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