9月1日昼 国道五十八号戦線「国道五十八号戦線異状ナシ」
客演先で見る役者さんがよかったのと、前回の公演の評判がよかったのとで俄然興味がわきました。劇団名をタイトルにしちゃうってことは代表作にしたいってこと?
舞台は沖縄。核爆弾のスイッチを手に入れた地元青年達は、オキナワの独立を宣言する。が、真面目には相手にされず。そのうち外務省のお役人がやってきて、交渉を始めるが、その狙いは…。
核爆弾とか独立とか、取り上げてる題材はでかいけど、その壮大さを裏切るのんびりした登場人物たち。もちろんお話自体も何気なく、のほほんと展開されます。意外。アフタートークによればそれは狙いだそうですが、真面目な政治モノを観たくてきたなら肩透かし。
私はそれでずっこけなかったので、最後のどんでん返し返し返しが楽しく観られました。意外な結末ってのが作者の友寄総市浪さんの狙い目だそうで。まんまとハマりました。
展開の仕方は心地よかったけど、地元青年たちのしょっぱなの妙なテンションにはちょっと引きました。無駄なアクションとでかい声は苦手なんですよね。ダメな青年さを表したかったみたいだけど。お役人と青年たちにあんまり落差が感じられないし。最初に方言禁止って設定にしてたけど、むしろ多少何言ってるかわからなくても方言でほんわか感を感じさせてくれた方が。
劇団名をタイトルにしちゃうにはちょっと弱いかな、って思うけど。どんでん返しの力比べをまた楽しみたいな。
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