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9月13日昼 ピチチ5「全身ちぎれ節」

三鷹に来たのも久しぶり。やっぱり駅から遠い…。この秋は結構注目だからまた来なきゃならんが。

指定席と思いこんでたら自由席でした。高さのある舞台だけど最前列で拝見。

3つのオムニバスっぽい構成で。「国分寺のキース・リチャーズ」バンド崩れでロックバーの店長になった男。中学生時代に宮崎の田舎でキース・リチャーズに出会って夢中になったのだが、夢破れて現在。かつてのバンド仲間に借金を頼むが断られ、妻と子にも去られて…。

「花巻のスカーフェイス」才能はないけど売れたがる童話作家志望のミヤザワケンジ。ハギワラサクタロウと連れ立って作品を売り込むがダメで、卑劣な手段に出る。それは他人の作品を自分のものとして売ろうというものだった…。

「蒲田の行進曲」演歌の似合うバーのママとボーイ。微妙な恋仲、くっついたり別れたり、大人の事情が。そんなはっきりしない自分を吹っ切るために男が挑んだのは階段落ち。うまく行くのか、死んでしまうのか。

千葉雅子さん演じるバーのママとオマンサタバサさん演じるボーイを軸にまわりで起こるお話。福原節全開な作りが楽しくてたまらない。実際にいそうなキャラを、絶妙なさじ加減でありえなさそうに仕上げる。テンションとか非常識具合とか。

そのバカっぷりに男女の情念や、モテナイ男の悲哀をかぶせてくるから、笑いの中にもピリっとする部分があるのです。だから大がかりにとんでもないことやっても、地に足着いた流れに感じるんです。

今回は三鷹の広ーい舞台だったからか、3つの話それぞれに巨大な仕掛けがあって、わくわく。やっぱりすげえ。

小さい劇場のときは最前列だと仕掛けの全体が見にくいこともあるけど、広いからそんなこともなく、むしろ迫力やキャラのキモさを堪能できたな。

千葉さんとオマンサさんの痴情のもつれもよかったけど、宮沢役の三土幸敏さんの近寄りたくないキモさは最高。あんなに銀河鉄道の夜を汚す存在ってないでしょうね。クラムボンもcoldsweats01

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コメント

同じ日取りの
やはり最前列にいました。

初見で、期待感が大きすぎたのか
全てがチープで

つまらなかったです。

投稿: | 2008年9月15日 (月) 00時25分

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