9月14日夕 東京デスロック「演劇LOVE2008~愛の行方3本立て~」蜜月期「ジャックとその主人」
発情したら次は蜜月へ。佐山和泉さんと三条会の橋口久男さんの二人芝居。
ジャックとその主人って、かなり難解なお話みたいです。ジャックと主人が延々話し続け、話は次々脱線していき、っていう、起承転結のストーリーがないらしい。
なので、やっぱり料理のしがいがありそう。演劇における幸せの表現。
今からここで起こること、の説明をしながら、原作の中のエピソードを並べます。どこか頼りなげで不安定な流れが何も起こらないだろうことへの期待を煽るんです。だって、二人はペアルックだし。橋口さんの表情を見てるだけで飽きません。佐山さんの女らしく力強い所作でニンマリです。この二人だからできるおかしな作品。
途中からの目隠し、楽しくって仕方ないです。ああ、そのために床が張り替えてあったのかぁ。ちょっとした音や声、床の肌ざわりに反応する二人になんだか興奮します。もっと走れ、ぶつかれ、と思ってしまいました。ちんまり内へ内へ入ってしまったのはやや不満ですが。
二人の見つめあっての立ち座り、その後目隠ししての同じ場面。見えてないのに見つめあうって、たまらなくセクシー。視線は交差せず、すれ違っているのにもかかわらず、幸せな二人のとっても幸せな瞬間。そこに立ち合ってるようなドキドキ。音だけを頼りに求め合い、手をつなぎあう二人の姿。目隠しされてかなりのブサイクなのに、二人の崇高な世界。
メタ構造をもつお話、ある意味観客をだますってことを最初に公言しながら、それでもこの思いっきりの嘘を信じさせちゃう引力。それこそ蜜月。
にしても、発情期も蜜月期もやたら台詞噛んでた気がするな。いいにくい台詞が多いのかしら。
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