9月30日昼 竹内まりやソングミュージカル「本気でオンリーユー」
渋谷の街に降りたとたんやたら竹内まりや。そんなにこれがフィーチャーされてるのかと思ったら、ちょうどコンプリートベストの発売だったみたい。かなり頭の中はまりや一色。
私にしてはめずらしく、メジャー系。うーん客層が心配だけど。
あややファンが多いかと思いきや、平日マチネだからか結構年齢層高めの女性多し。そうか、竹内まりや世代でパルコにお金出せるとなるとこうなるか。
私みたいにくぼかんさん目当てのような客は他にいるのだろうか…?
唯川恵の小説をベースに。彼氏と別れたばかりのOL。仕事のできる憧れの先輩もいて仕事に打ち込もうとも思うけど、元カレへの未練も断ち切れない。元カレはすでに社内に彼女を作り結婚まで考えていたが、その彼女は親友で…。親友に彼氏を紹介するように言われてつい見栄を張り、その場にいたカメラマンを紹介し、偶然が重なってそのカメラマンとつきあうことになっちゃって。。。
なあんかそんな小説を夢中になって読んでたこともあったなぁ、なんてしみじみ。バブル時代の月9なノリ。ひねりもなく、とっても素直にステレオタイプな悩みを抱える女の子の葛藤。
曲と物語のコラボって言う点ではきっちり構成されていて、見応えはあります。あややのかわいらしさもしっかり具合もばっちりハマッてて。
でもなあ、時代が違う。。。
そう言っちゃおしまいかもしれないけど。
あんまり仕事か恋か、なんて作品、今どきドラマにしても見かけないもんなぁ。
話や展開は十分楽しめるものなんだろうけど、今の自分とはシンクロする部分が少ないっていうことでしょうか。違ったモチーフならもっと共感できただろうな、と少々惜しい。
あとはパルコっていうサイズもなんかちょっと中途半端で。帝劇とかコマとか大きい劇場でマイク付けて歌ったりしゃべったりするのに慣れてる俳優さんと、声の通る小劇場の役者と、発声の微妙なアイドル系がいるから、なんとなくボリュームがちぐはぐな印象。歌だけじゃなく芝居部分も肉声じゃなさそうだったのもちょっと残念。
おでん屋のオヤジの原金太郎さんやくぼかんさんはやっぱりおもしろかったです。スポーツジムのインストラクター姿やパーティーシーンで相手もなくはしゃいでる姿についくすくす。
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