10月11日夜 開幕ペナントレース「振り返れば俺がいる」
来年はNY公演を控えているという開幕ペナントレース。あのアフロが全米進出?すごいなぁ。
ある古典作品をベースに、さらにキーワードは出演者に縁の人物、「ささき」と「いさお」。
お芝居ともコントともつかない体を張ったパフォーマンス。って言っても派手に動き回って息を切らせるようなモノではなく、じわじわじっくり、ああ、あれってそんなにしんどいんだぁって後から気付くような微妙な地味さ。その苦しさを前面に押し出さないおくゆかしさがなんだかおかしくて好き。
たとえば卓球についてのシーン。なんとなーく台詞を聞いてたら気付かないけど、役者さん達の顔がだんだん険しくなってて歯を食いしばったり足を震わせたりしてる。よく考えればあれはお相撲の蹲踞みたいな姿勢。そりゃ苦しかろう。じんわり疲れていく様にわくわく。もうちょっとだ、頑張れ的な応援モードと、いたぶる快感みたいなSモードが混じって。
前回の王子のときは舞台が広く天井が高かったから体の張り加減というか暑苦しい感じが伝わりにくかったけど、OFFOFFくらいの雰囲気にこの人数ってちょうどいい皮膚感覚。
やってみればできなくもなさそうだけどやってみたくはない、っていうようなことを、内輪ウケ罰ゲームの域を越えて成り立たせてるからおもしろいんだろうな。客席は若干内輪な笑いがあった気はしたけど。
エンディングは無理矢理ながらもモチーフの作品とキーワードをまとめてて、ぷぷっと笑えました。銀河鉄道999のテーマにかぶせて鉄郎+ロミオって。。。
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