11月20日夜 柿喰う客企画公演 七味まゆ味一人芝居「いきなりベッドシーン」
今年この人のお芝居何回観たかなぁって思うほど、さんざん出続けてる七味まゆ味さん。来年一発目は野田地図、コクーンでお姿拝めるそうで。すごい!
今回は一人芝居。柿での大人数の中での存在感が一人でどう変化するのかな。
清水の舞台から飛び降りちゃった女子高生。好奇心旺盛、なんでもかんでもやってみなくちゃ気が済まない、そんな女子高生の入学から飛び降りるまでの日々。
そのペースで最初から飛ばしてて大丈夫?ってくらいのテンション。うわぁ、一人でも柿。怒濤の台詞。
調子付いてるイケイケ女子高生とそのテンションはぴったりで。完全にペースに巻き込まれてこっちもテンション上がってきたところで、意外にもちょびっとしんみり風情。緩急のつけ方もストーリーと演技のバランスがばっちりで、きゅいーんと引き込まれます。
50分がほんとにあっと言う間。一人芝居ってたいてい演者の息つく瞬間が入っちゃって、こっちも一緒に素に戻らされちゃうのが嫌いだったけど、これは全くそんなのなし。最初っから最後まで、おっそろしいほどのエネルギーだな。ああいうのが若さなのかしら。ベテランが大舞台でやる一人芝居より、小劇場の若手のほうがよっぽどおもしろい。
女子高生の可愛さもいいけど、クラスを担って任されてる先生の動き、好き。もっと登場してって思っちゃった。
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