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12月20日夜 三条会「卒塔婆小町」

一夜限りのアンコール公演。と言っても演出は新しく、となったら観ずにはいられず駆けつけました。弱法師はどうにも都合つかなかったから、せめてこちらだけでも。5月の榊原さんバージョンが忘れられないのもあって。

今回は原作読み直さずに行きました。半年経ったらもう曖昧っていう記憶に鞭打つためにも。

いっや、おもしろかった。半分思い出しながらっていうのも、物語世界を楽しむには正解。演出のすごさと戯曲のすばらしさを真っ向から堪能できた気がします。

一回ぽっきりっていう強みを生かした冒頭。榊原さんが天使になっていく様をじぃっと眺める。笑えるのとあとの展開が気になるのとで落ち着かない。

5月の衝撃的な演出を思い起こさせながらの天使の演技。老婆と詩人の場面に並行して。どっちも迫力増してて、しかも着地点は想像しきれないから、ドキドキ。

老婆と詩人の心の動きがずんずん入ってきて、これまで観たどの三条会作品よりも登場人物に感情移入。橋口さんの情けない表情が涙を誘う。大川さんの呆然とした顔は完全に恋。

さわやかな榊原さんの顔とは裏腹ななんだか切ない展開。作品に対する興奮に目が行ってたけど、意外に豊かだった感情表現にめった打ちされた感じ。

何をやっても三条会はすごい。次のスズナリ、ロミジュリへの期待が…。

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