12月5日夜 「黒猫」
また映像系の演劇作品にチャレンジ。黒猫のテイストと舞台をどう組み合わせるか、想像もできない。
友人に誘われるがままに。内田春菊さんや町田マリーさんや町田水城さんや中林舞さんには惹かれる。
原作とはかなり違う形に仕上がってますね。ストーリーとしては別物。もっと沿った形で行くかと思ったのでびっくりでした。
黒猫の雰囲気は壊れてないけど、モチーフはどうかな。得体のしれない内面世界の独白が持ち味なのに、起こる事象にベースとなる根拠を付けちゃった。自分でもわからない衝動につき動かされる怖さが、失った子供への愛という形で裏付けられたくなかった。
眠くなっちゃって場面のつながりがつかめなくなりがちでしたけど、ちょっとストーリーをつけすぎだったかなあ。行動に至った説明はないのがいいのに。
映像はかっこよくてさすがだったけど、これもナイロンと比較しちゃえば、ふうん、っていう程度だな。
そこそこ楽しめはしたけど、目新しくはないし、コストパフォーマンス的には落第点。高いんだよぉ。
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