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東京デスロック「その人を知らず」東京最終公演 2009/1/5 15:00

終わってしまいました。さびしいです。

最終日なので、好きなシーンをただただ羅列させていただきます。

まずオープニング、爆音からの静寂。今日はスクリーンが「演劇LOVE」から始まって、涙が出そうになっちゃった。

折原アキラさん演じる記者が軍人の部屋で一通り主張を述べた最後に「ぐー」と詰まるとこ。

空襲開始で赤玉が飛んでくるとこ。

山田裕子さんがマイクに向かって祈る場面。何度観ても涙が出る。

爆弾が落ちて机が散るとき。マイクのごつんていう音がすごくいい。

弟・明が友吉(夏目慎也さん)に向かって赤玉を力一杯投げ付けてるときの友吉の表情。飛んでくる玉を避けようともせず、優しい哀しい目で弟をただ見つめる姿。感動しながらも玉もっと投げろ、当てろって思ってしまうんですが。

空襲のあと、再びみんなが机を持って集まろうとした時、一人離れて場所をとる佐山和泉さんのたたずまい。かっこいい。

自殺してしまう父(猪股俊明さん)が階段を上る直前に振り返る姿。

ベストシーンは。。。うーん一つに絞れないので二つ。

ベストその1。人見牧師が妹の祈りを聞いたあと、祈れない自分に懊悩する。「秋桜」の歌詞に思いを重ね絶叫するシーンは今思い出しても涙が。。。自分を祈れなくさせたのは悪魔ではなく天使である。台詞の一つ一つが重くて。

ベストその2。いなくなった父を兄を探してほしいと願う友吉の妹・俊子が周りのみんなと手をひっぱり合う場面。男優トークで村上聡一さんが一番訳わからない場面だって言ってましたが。机から落ちまいとする必死さと想いの熱さと見た目の滑稽さに、笑っちゃうと同時にぶわっと涙も出る。訳わからないからぐっとくる。毎回ほんとに落ちそうでドキドキするし。

私の中で棒読みチャンピオンは坂本絢さんだな。最初の尋問、終戦時の叫び、労働組合の野次、どれもやたらと迫力あっておもしろい。声の大小やスピード変化だけなのに。

作品としてはヘビィだったけど、すっごく充実。幸せな年末年始をすごすことができました。

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