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開幕ペナントレース「振り返れば俺がいる~杉並演劇祭参加バージョン」 2009/3/3 16:30

杉並演劇祭参加の一日限りの公演。昨年の本公演の特別バージョン。がざびぃのスペース、あの天井の低さにどう詰め込まれちゃうんだろ?

おなじみのアフロが7人で。シェイクスピアのかの名作をベースにしたようなしてないような。地味に身体を駆使した、とても力強く迫力たっぷりなのが笑えて仕方のない作品。

私はこの劇団は3回目。初回、かなりあっけにとられて笑うに笑えなかった覚えがあります。なんだこれ?破壊的なパワーって一体何に対してのパワーなのか、全然わからず、周りが笑うのに取り残されていきました。なのに、回を重ねるごとに、微妙にしみこみ馴染んでくる。その感触にまたなんだこれ?

シーンにつながりがあるかといえば特にないし、筋があるわけでもないし、だけど言われてみればロミオでつながってたり。実はきっちりと構成されている。今回は演劇祭のせいか場所のせいか、もしくは私が慣れてきたせいか、すんなりなじみやすくわかりやすかった気がしました。

私の好みで言えば、ちょっとストーリー仕立てになってる車座の場面などより、マスゲーム的に全員が同調して踊ったりするシーンの迫力が大好き、たまらない。お相撲の蹲踞の姿勢で台詞を交わしたりとか、一世風靡セピアの掛け声で腰を動かしたりとか。汗や唾を飛ばしながら、力いっぱいわっしょいしてる姿が、笑えるし感動するし。

がざびぃのサイズにぴったりに仕上がっていて、足踏みの地響き感とかもすごく気持ちいい。どすんどすんと身体に響いてきます。

同じ言葉を意識的に繰り返すことで生まれる笑いの使い方もとってもうまい。言葉が意味を成さず記号となっていき、ふとした時にその無意味さに気づいて笑っちゃう。

だんだんクセになりそうです。出会った瞬間は引くかもしれない、だけど喰らいついて欲しい。そうするとどんどん忘れられなくなっていきそう。

今年は海外にも進出するらしいです。そういう企画の強さと実行力もおもしろい。

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コメント

初めまして。
日記2年ほど拝見させていただいていたのですが、初めて自分も観た舞台が出たので書き込みさせていただきました。

開幕ペナントレース、わたしも4回目でした。馴染むほどに笑えてくる幸せを感じます。

しかし主催の村井さん以外の方の名前と顔が未だにわかりません。そういう距離感もまたいいのかもしれませんね。

投稿: tomboo | 2009年3月 9日 (月) 11時12分

tombooさま

はじめまして。

開幕ペナントレースのような個性的な集団だと1回で判断できないのが難しいところで、だからなるべく1回で諦めたくないと思ってるんですけどね。ここはほんと繰り返して当たった感じで、みてよかったなぁと思ってます。

アフロヘアって意外に顔の個性を隠しちゃうんですね。私も繰り返し観てても、あ、この人前もいた気がする、っていう程度の認識からなかなか進歩しません(*^m^)
顔覚えるの苦手なせいもありますが。

昨年春ごろから観る数が多すぎて書くのが間に合わないまますごしちゃってる作品も多くなっちゃってます。もしかしたらその中で共通してるものもあったかもしれませんね。
私もがんばって書くので、お薦めなどあったら教えてください!

投稿: めっこ | 2009年3月10日 (火) 03時06分

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