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ハイバイの金子、永井、坂口、それぞれがプロデューサー祭・春 劇団かわぐちてっぺい「なんかを4つか、5つぐらいやる。」 2009/3/6 20:00

ハイバイの俳優さん3人がそれぞれ企画プロデュースするお祭り。ファン泣かせのコマ潰し企画。うれし苦し。3本ともあきらめようかと思ったけど、あきらめきれませんでした。全部は無理っぽいけど。

で、一番心配な坂口辰平さんの作品へ。

出演の3人がそれぞれ作演出する3本立て。坂口作品「てっぺいのお話」。自ら作演出する作品の公演中、人生を儚んで自殺したてっぺい。彼女ともラブラブ、作品作りも順調に進んでいて、付き合っていた彼女との馴れ初めまで作品に盛り込もうとしていたほど絶頂だったのに。。。

っていうドキュメンタリーというかメタ構造のお話。意外と言っては失礼だけど、やっぱり意外に、おもしろい。自分で自分のキャラを演じ、実話ともフィクションともつかない話に仕立て、恥ずかしがってるんだもん。まさに「てっぺいのオナニー見て喜ぶ人がいるかって話だろ」「いるかもしんないじゃん」の通り、それ、私だったわ、って頭下げたくなる世界。

ショボいダンスや歌、稽古中の会話とかで普段どおりの個性を出しつつ、電話の会話の表し方とか場面の切り替え方はしっかり計算されていて。全体の構成とラストのまとめ方は、うっかり余韻に浸ってしまったほど。

「無難な感じの作品、公演にはならないようにしよう」とのご本人の言葉が当日パンフにありましたが、ほんとその通り。見直しちゃった。

師岡広明作品「僕の犬返して」。飼い犬が行方不明になっちゃった工場職員。東京本社から来た社員が新プロジェクトの話をするが、犬がそれによっていなくなったことがわかり、東京に行くことになる。でも田舎生活の男にとっては東京は恐ろしい街で…。

一番無責任に投げっぱなしな奔放さがいい。東京の人ごみ、ああすれば避けられる。勉強になりましたwink

尾倉ケント作品「三人家族」。母一人、兄妹の3人で暮らす家族。母の誕生日、兄妹はプレゼントを考えるが、準備の最中に母は倒れ…。

ものすごく単純なお話だけど、この3人が演じると妙に温かい。盛り上がりどころでかかる小田和正の曲もタイミングばっちりで涙を誘います。尾倉さんのふざけて力を抜いた感じが貴重。

終演後にひたすら「ありがとうございました」を繰り返す坂口さん。こっちのほうがむしろ演技のようで笑えて仕方なかったです。まだ芝居が続いてるの?ってツッこみたくなる。

受付に永井若葉さんがいたり、会場誘導に金子岳憲さんがいたりっていう手作り感覚がまたお祭っぽくていいですねぇ。20席に満たないこぢんまりした雰囲気もいい。無理してがんばって行ったけど、ちゃんと元気をもらって帰れました。軽ーく幸せ。

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