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ブラジルmini公演Bプログラム「傷心旅行/いつまでもここにいる」 2009/2/28 21:00

Aプロに引き続きBも。バーだけに追い出されることもなくその場で飲んで待っていられます。ま、そんなに待ってる人いなかったけど。つまみがもっとあるといいんだけど。

「傷心旅行」これも初めてです。フラれた者同士、旅行を企画してバーに集まる男女。けど集まった中には、フッた彼、フラれた彼女が居合わせちゃって。。。

設定はおもしろいんだけど、前に座ったせいか俳優さんの声がやたらとデカク感じました。わんわんしちゃって疲れてしまう。もっと頻度が低ければ構わないけど結構頻繁に声を張るんですよね。普通にしてても俳優さんの声は通るから。むしろ抑えてくれたほうがバーで周りを気にして飲んでる風だし、フラれた風でよかったように思えました。

あとは近いから気になったんだろうけど、そのネイルやってから結構経ってるね、とか、ブーツの手入れしなさすぎでしょ、とかなんか視点が芝居からずれちゃってる。そんなこと見えちゃうんだから近さって怖い。だからディテールにこだわって欲しいと思う。

「いつまでもここにいる」ギリギリエリンギへの脚本提供作品。なので私は2回は観てたかと思います。

友人同士飲んだ挙句、酔ってお風呂に入った子が死んでしまう。警察に届けるはずがその子がカバンに三千万円持っていたばかりに死体を始末してお金を手に入れてしまった二人。良心の呵責に耐えかねてまた二人で集まると、そこには二人に見えないながら成仏できない友人の姿が…。

これはほんと、組み合わせの妙。何回観ても楽しめる気がします。お話が意外にあっさりとしてて残らないので、その分毎回新鮮に。今回の女性3人バージョンもおもしろかったな。しいて言えば3人のキャラがハマリ過ぎててキャスティングに意外性がないことぐらいかな。

幽霊役の三谷智子さんの飄々とした雰囲気、椅子から足をぶら下げてるだけで、なんとなく生きた感じじゃないっていうのが不思議。あとの二人の怯え方がそこにぴったり重なってしっくりくるんです。

ま、また細かいことを言わせてもらえば、家飲みでパジャマ着て風呂あがりっぽい髪の毛してるのにフルメイクだったりすることかなあーほんと枝葉末節で気が散っちゃう。酔っ払いかけてるせいかしら。

A・Bどちらかといわれれば絶対Aが好き。でもおもしろい組み合わせが観られるのはBだったりもします。またこういう公演、やってほしいな。本番前の辰巳智秋さんが出演されてないのも残念だったし。

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