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elePHANTMoon 「ブロークン・セッション」② 2009/11/23 19:00

正直もう一回行くかどうか迷いに迷いました。初日がすばらしくよかったからもう一度、ってわけじゃなく、自分の観方が間違っていたかもしれないっていう反省、もしくは観方を変えたらおもしろくなるんかいコノヤローっていうリベンジ的発想だったから。

いや、でも観に行ってほんとよかったぁ。だって、すごくおもしろかったんだもん。

おそらく内容はほぼ変わってないです。

犯罪被害者が賠償金代わりに加害者を殴ることで両者の心の平安を取り戻そうっていうシステムが存在し、ドキュメント映像を撮ろうってやってるうちに…。

始まってしばらくは素直に受けとめてただけだったんですが、どこかでスイッチが入っちゃってから。。。

完全にこれ、コメディでした。おかしくってたまらない。B級ホラーを観て、ありえねぇってげらげら笑っちゃうアレ。だから作中の人物が真面目に恐がったり怯えたりすればするほど、指差して笑いたくなる。だって、あんなシチュエーションの中で誰もが真剣に逃げようとしたり隠そうとしたり、必死なんだもの。いったん笑い始めたら止まらない止まらない。

そうか、だから暴力見せなくていいんだ。納得。

カラダを緩めて向き合うとこんなにも感じ方違うのか、と自分でも驚きでした。勉強になりました。

あぁ、そうなるとさらに同じ作品の二度観三度観がおもしろくなっちゃうんだよなぁ。

ただね、やっぱりどこかで反則プレイだとも思ってしまう。やるはずのことをやるには時間が足りなかったとか。暴力シーンを見せてないって言うのは俳優への負荷がかかってないってこと、そこから深読みすると練習する時間不足かな、なんて。だからこういうのは番外公演とかにして欲しいかな。こっちに路線変更とかじゃなく。

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