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東京デスロック「ROMEO & JULIET」JAPAN ver.① 2009/10/25 19:30

ロミジュリ、日本・韓国の二本立て。昨年のキラリふじみでの「大恋愛」、すごく好きだったな。たぶん去年のNo1。ロミジュリの話自体シェイクスピア作品の中ではかなり好きだし、どれだけときめいたことか。

まずは日本バージョン。3部構成で。戯曲のコトバを見て楽しむ第一部。ストーリーを恋バナとして楽しむ第二部。恋は盲目を文字通り楽しむ第三部。

オープニングの大音響と派手な照明でテンション上がる上がる!

第一部TEXT。ひたすらロミジュリの台詞字幕が続きます。原語、坪内逍遥訳、松岡洋子訳、なんとそれだけで最初から最後まで通ってしまいました。俳優不在のまま。ええっ?おもしろがりながらもどこまで引っ張るのかと少しいらいらしちゃった。コトバでもそりゃおもしろい、だけど声が欲しい、カラダが欲しい。

なんだよ~と欲求不満のまま第二部HUMAN。ようやく俳優登場。自己紹介しつつ自分の恋の話。うまくいってる現在形や奥さんとの馴れ初め、嘘バナやらラブソングやら。最後に自己紹介したのはなんとジュリエットさん(石橋亜希子)。ロミオとの恋の顛末をかわいらしく、楽しそうに語ってくれます。でもまだ俳優たちはじっと立ったまま。汗が欲しい、息切れが欲しい。

目隠しをして第三部TEXT&HUMAN。手探りでおそるおそる歩みだす。すれ違い、誰とも触れ合えないまま、ようやくロミジュリの台詞を順々にしゃべる俳優たち。ん?しゃべってるけど返しがない。基本一人芝居。見えない相手と格闘している。

途中ジュリエット一人が残り、劇場外でジュリエットにたどりつこうとするロミオの映像が。キラリ☆ふじみの内部の図を示してそこに向かうっていうアイディアはおもしろいけど、ちょっと安易な映像使用は、どうも私は好きではない。テレビでも生放送のグダグダがあまりおもしろいと思えない。だって生で起きる出来事を目の前で楽しみたいから劇場に来てるんじゃない?映像観るならちゃんと編集した質の高いものがいいと思っちゃう。すぐ近くにいるのにムダにリアルタイム中継っていうのがなんだか許せなくって。どうせなら劇場外まで追いかけさせて欲しい。「ここでちょっと外に出てみます!おっと、ロミオ、あそこにいました!」くらいな。

そんなわけでそこだけちょっと気持ちが醒めちゃった。うーん。

今回のお気に入りベストが、中林舞さんがブリッジして台詞を言うシーンだったりするのはどこか感覚が麻痺しているのかも。

終わった直後はなんか物足りなかったです。俳優がなかなか出ず、疲れず汗かかず、コミュニケーションがないから、だったのかな。こっちがそういうデスロックに慣れてないだけ。振り返ってみるとずいぶんおもしろいんだけど。演劇なのかなんなのか、確かにロミジュリだったけど、ま、楽しいからいっか、って感じ。

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