ゲキバカ「おぼろ」 2009/12/16 19:00
劇団コーヒー牛乳なんて甘ったるい名前からやったります的勢いのあるゲキバカへ、改名お披露目公演。それのさらに初日に行ってきました。男ばかりのクサい感じが観たい。
まずは歌舞伎の新年の挨拶か、噺家の襲名披露のような劇団員の自己紹介から。実は名前と顔を覚え切れてないので、ありがたいわ。ノリも楽しい。
物語は設定を江戸時代に。おぼろを名乗る泥棒とお花という夜鷹が町中を荒らしている今日この頃。異人のような出で立ちの二人組が平賀源内を探していた。二人は未来の月からやってきて、どうしても雪を降らせたいというのだが…。
勢いはあって楽しいし、俳優さんそれぞれに合ったキャラ設定で生き生き見えるし、、、なんだけどなんか退屈。伏線というか登場人物それぞれの見せ場が次々に現れるから、山山山、で逆に平坦ていうか。私の体調がよくなかったせいもあるから申し訳ないんですが、追いかけきれずに飽きちゃった。期待値が高すぎたのもあるかな。
物語の見せ方と悪ノリの加減がちぐはぐにも思いました。バカをやるならもっともっと。自己紹介から劇団員押しにしてるんだから、どこまでもそこに頼った作品でもよかったかと。何をメインに見せたいのかわからないくらい、物語も通らないし、キャラ押しも弱いし。
かなり久しぶりに、途中で帰ってもいいかな?と迷ってしまうくらいでした。
ラストシーンがかなり不満。未来の世界に帰った二人は月の中の影として現れる。手前ではおぼろを捕らえようとする戦いが。さらに雪が降る。。。かなりロマンチックな場面で素敵なはずなのに、月の影の二人はよくわからない動きをし、それに目を取られて結構本格的でおもしろいはずの殺陣なんか全然見られず、さらにそれを隠すかのように雪。丸かぶりでどこも堪能できず、もったいないったらありゃしない。
子供や宇宙人をやらせたら鉄板の片桐はづきさんはやっぱりキュート。ランドセル背負わせたら右に出る者なし。相方の小堀紗矢香さんともども好感。
劇団員の方々の身体のキレはすっごいので私は大好きです。だからダンスシーンは美しくってスカッとしました。それが最高になっちゃったってのが惜しい。
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