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孤天 第二回「ボクダンス」 2009/12/5 19:00

川島潤哉さんの一人で演劇するシリーズ第二弾。前回素晴らしかっただけに大いに期待。

小田急線でちょっと遠くまで。千歳船橋APOCシアター。初めて行く劇場でしたがすっごく素敵。2階がかなり立派な劇場、下がカフェになっていてお茶やお酒が楽しめます。先日の風琴工房といい、ほんとみなさんいい場所見つけますよね。

今回のテーマはダンスと伯父さん。ダンスをする男とそのまわりの人々の姿を、80分ノンストップでしゃべり続けてました。

ざっくり言っちゃえばただそれだけ。なのになぜかものすごく心打たれちゃうんです。

川島さんの作品は、自分で書いて自分で演出して自分で演じてるだけにかなり彼個人の経験とかに基づいて作られているように思います。だから意図することやその見せ方はかなり生々しくて濃密。思いがぎっしり。

でも一方的な押しつけでもなく独りよがりなマスターべーション的でもない。それは川島さんが観客としての視線も持っているからなのかな、と。作品として楽しませることは大前提で一番の基本ラインとして押さえた上で、乗っけたいものをしっかり乗っけてくる。伝わってくるものもずっしりと重量感があり圧倒されます。

一人芝居などという上品なコトバでくくることのできない熱さがあるんです。一人の人間による究極の表現。

今回のテーマにも絡みますが、わかる・わからないとか、メッセージがある・ないとか、物語がある・ないとかが大事なわけじゃなく、それを超えて感じる、そこでしか体験できない感動のために劇場にいくわけだからね。そういうエネルギーが十分にある。

こりゃやっぱりリピート必須だな。

ま、前回と比べると伝える方法・構成をわかりやすくしている分、主義主張的な部分が相対的に強く感じられました。うっかり理屈で考えたくなっちゃう、何が言いたいんだろうって。ダンスをする男っていう中心があるからその人の気持ちとかをね、追いかけちゃったり。その瞬間瞬間を笑ったりばーかって思ったりキモいって思ったりし続けた挙句、あ、つながってたって気づくほうが爽快感があるから。自分の観かたを場面場面を単純に楽しむモードにシフトしておかないと。

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