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「戯伝写楽-その男、十郎兵衛-」シーラカンスプロデュース Vol.1 2011/3/10 19:00

声優の朴路美さんと宮野真守さんが始めたプロデュースユニット。ちょっと商業寄りな感じなんだけど、俳優さんが小劇場っぽくて。私は板倉チヒロさん目当てで。

初日なのにマチソワで、そういう意欲的な感じは買い。

写楽や北斎や十返舎一九など後に有名になる若者たちが織り成すサクセスストーリー。大人の事情や才能による挫折を交えて。

中島かずき作、っていうだけにストーリー的なおもしろさはもちろん。絵描きを目指した若者(宮野真守)が自分の才能のなさと、出会った女(城戸愛莉)の有り余る才能を見て、彼女の作品を自分名義で売り出すとバカ売れしてしまう。その才能を売ろうとする版元(中村まこと)や与七(玉置玲央)、張り合おうとする鉄蔵(板倉チヒロ)。

セットや照明・音響は豪華ですごく楽しい。ストーリーもつかみやすくやっぱり商業的、って感じ。

集まった俳優も小劇場フリークとしてはかなり豪華でわくわく。ま、主を担うお二人がフィーチャーされるのはわかっていてもね。

関西弁を話す玉置さんに若干違和感を感じたけど、男性陣は概ねいいキャラ設定で個性を生かして素敵。中村まことさんの悪党さと抜け加減はさすがです。有川マコトさんのベテラン風情もいい。板橋駿谷さん&山本真由美さんのアドリブ感満載の掛け合いもなかなか。板倉チヒロさんの存在感のがっちりしたところも他所で見られない在りようですごくよかった。主役の宮野さんも意外にどたばたしたところがおもしろくって。

比べると女性陣は弱い。初音映莉子さん演じる浮雲も色気やその行動のきっかけが物足りないし。なんといってもヒロインのおせいが。。。存在感から迫力、絵に賭ける思い、男の扱い、すべて足りない。若さと初日の固さかもしれないから、もしかしたら公演後半化ける可能性はあるけど。今のままじゃちょっと。

アフタートークを見て、この公演への朴さんや宮野さんのテンションの高さで想いがすごく伝わりました。けど、もっと演出の中屋敷さんの考えとか聞きたかったなー。

当日パンフレットの中身のなさにはちょっとがっかりでした。配役があるだけ合格だけど、やっぱり有料パンフレットを買わなきゃダメかしら。そういう雰囲気が商業、って思っちゃうところ。

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