ナカゴー特別劇場 vol.4「パイナップルの食べすぎ」2011/4/30 20:00
ナカゴー、続いて2本目。阿佐ヶ谷はすごくおもしろくて住んでみたい雰囲気だけど、ちょっと時間潰すには向いてない感じで、ぶらぶらをもてあましてから。よそ者だからなぁ、仕方ないけど、溶け込みたいな。
公演タイトルにもなっているこの作品。確かに外部からの客演が多く期待大。
かわいらしいペット(掃除機)を飼っているカップル(加瀬澤拓未・藤原よしこ)。遊びに来るご近所のなかさん(名嘉友美)やはな(鈴木潤子)。そこにペットを亡くした寂しい女(墨井鯨子)がやってきて。
掃除機がペットっていうワンアイディアだけでも成り立ってしまいそうな面子。だけどさらに攻めに入り、雰囲気壊すまで墨井さんががんがんと。まじクレームで周りの人を攻撃します。誰対象でもなく激しくののしり、罵っているうちにさらに誰が攻撃対象だかわからなくなって手当たりしだいに。罵倒はループしてとりあえず隣にいる人を攻撃するかのような。
かなりやばい。墨井鯨子さんのテンション高く頭おかしいキャラがどこまでも突き抜けてる。しかもほぼ客席に背を向けてるっていう演出が憎い。顔が見たい、顔が見たいっていう欲求を常に抱かせながら、けどどんな顔しているのかが手に取るようにわかる。
ナカゴーにしてはやりとりはきちんと成り立っている。細かい言葉尻の通じなさではない部分、一言の影響やら返しのオモシロさやらでも勝負するから、パターンの変化もうれしくなります。
それにしてもペットの掃除機ちゃん、意外すぎるほどかわいい。
| 固定リンク
「演劇」カテゴリの記事
- 電動夏子安置システム「3483」2018.02.09 19:30(2018.02.10)
- MCR「貧乏が顔に出る。」2012/9/23 19:00(2012.09.24)
- 「日本の問題 Ver.311」2012/3/8 14:46(2012.03.09)
- ひょっとこ乱舞「うれしい悲鳴」2012/3/7 19:30(2012.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント