« 東京デスロック「再/生」横浜・東京デスロックver.② 2011/7/23 15:00 | トップページ | 東京デスロック「再/生」横浜・タダフラver.② 2011/7/24 18:30 »

東京デスロック「再/生」横浜・東京デスロックver.③ 2011/7/24 15:00

デスロック横浜ver.最終日。本当は横浜公演最終日だったけど、その後にタダフラver.追加公演にあるから最終じゃなくなった。劇団本公演で別バージョンに大楽を譲っちゃうっていうのも懐が深い。

さて、今日はどんな感覚に出会うやら。

始まってしばらく、おかしな動きを見つつも、感じるのはすごい普通の日々の感覚。頭の中で何を考えていても、見た目どれだけ普通にしていても、根底でのおかしな発想は誰にでもある気がする。変な動きを俳優がしているのを観て、例えば電車に乗ったとき、向かい側に乗った人の頭の中で、実はこんなおかしなこと考えてるんじゃないかって想像して、それを覗けちゃってる感じがして、おもしろい。普通におとなしくしているのに、ぶわっと頭に浮かんでいるのはこんな動き。そんな普通に電車の中にいるような人たちの妄想、見られるはずじゃない部分なのに見られちゃってる。すごーいまじめな顔しながら、超くだらないこと考えてることってあるよね、不謹慎ながらお葬式とかですら、っていう、人間のおかしみ。逃避のような部分。

千秋楽の舞台では音響にちょっとした変化があって、音がぶつっと切られたりループしたりする部分がありました。

なぜかそのせいで、私は初めてこの作品が震災に結びついてしまいました。

普段意識もせずに普通に続けてる生活が、ぶつっと切られる。楽しくても辛くても不幸せでも幸せでも、いきなりぶつっと。先がない。と思ったら断絶したのに先を続けることを強いられる。何事もなかったように先を続ける俳優たち。

違うよ、今全部切られたじゃない!っていう気持ちと、何があっても続けててって祈る気持ちと。

日常生活で思ってるおバカなことを、ずーっとずーっと続けてることって大事なんだな、って強く思わされる。途切れても何がなくなっても、続けられる限り続けること。音が途切れるたびにそんなことを思って。

途中身動きを取れなくなったおじいさんや、車椅子でこの場を走りぬける人の姿が見えてしまいました。私の妄想ですが。

そこからの再/生。ぐっときます。

本当に勝手な意味づけが許される、素敵な作品。ツアーを重ねてどう育っていくのでしょうか。やっぱり夏のツアーも追いかけようかしら。

|

« 東京デスロック「再/生」横浜・東京デスロックver.② 2011/7/23 15:00 | トップページ | 東京デスロック「再/生」横浜・タダフラver.② 2011/7/24 18:30 »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212396/52321306

この記事へのトラックバック一覧です: 東京デスロック「再/生」横浜・東京デスロックver.③ 2011/7/24 15:00 :

« 東京デスロック「再/生」横浜・東京デスロックver.② 2011/7/23 15:00 | トップページ | 東京デスロック「再/生」横浜・タダフラver.② 2011/7/24 18:30 »