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FUKAIPRODUCE羽衣「甘え子ちゃん太郎」② 2011/10/22 14:00

夜には旅行に出発するというのに、何も荷造りできてないのに、どうしても観ておきたくて、やっぱり行っちゃいました、甘え子ちゃん太郎。

そして、ドハマリしちゃいました。

今回、テンポもゆっくりで歌もいつもより少なめだったから、一度め観たときには特に前半、少し物足りなさがありました。しかも愛を語らう二人以外の場面はキャラクターも様々で、個々の場面はすごい面白いんだけど、場面どうしが自分の中では繋がっていませんでした。

二度めを観て、言葉がよく聞こえる分その場面ごとの物語がよく見えてきて、改めて糸井さんの言葉のセンスとキャラ設定にニンマリ。かっこいいよ、優しいよ、強いよ、きゅんきゅんしちゃうよ。

一度めよりしっかり作品を捕まえられてるっていう感触。

歌詞カードを読んで、一度観て、っていう状態でもう半分くらいは一緒に歌えちゃう感じなのも楽しくなっちゃって。口ずさみながら観ちゃいました。
で、時に笑い、時に涙ぐみ、歌いながら普通に楽しいなあって思っていたんですが。。。

終盤のある瞬間、本当に堤防が決壊したかのように自分の目から涙が!なんだ、どうした、私?急に襲ってきた大きな感動の波。何かが降りてきた!まさかの号泣でした。唐突で、説明ができないけど感動してるっていうことだけ感じられる。何がどうという理屈を離れた、本能的な衝動。

あの瞬間で永遠に時が止まってしまえばよかった、なあんて思ってしまう。

おそらく一度観て感じて、それから考えて咀嚼して結び付いて、自分の中に作品が落ちてきて、そこで改めて目の前で起こっていることに戻っているから、震えるほどのモノを受け取ることが出来る。

こういう瞬間があるから劇場通いもリピートもやめられなくなるんですよね。

にしても、マチネでコレがキタのはやばかった。。。帰り道明るい中で駅まで歩きながらオンオン泣いている怪しい人でした

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